ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?

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ハムスターは小動物の中でも特に人気があります!

でも、その可愛らしさと似つかないような
恐ろしい習性もあるのです。

最もショッキングな事例として有名なのが、
共食いです。

エサは十分与えているはずなのに共食いした・・・
という事例も珍しくありません。

そこで、今回はハムスターはなぜ共食いをするのか
複数飼いはできないのか、分かりやすく解説します!

ハムスターが共食いする理由

ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?1

ハムスターが共食いする主な理由は、

ズバリ、ナワバリ意識からくるケンカによるものです。

ハムスターの特性、習性として、
野生下では基本的に1匹で暮らします。

ハムスターは自然界では捕食される側の生き物ですから、
外敵には特に敏感です。

自分を守る巣や、その周辺(縄張り)は
絶対的に安全な場所でなければなりません。

また、ネズミのように同族の集団で暮らす習性もないため、
自分と同じ種類のハムスターでも、敵とみなすのです。

ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?3

犬など、他の動物でも縄張り意識の強い固体の同士は
ケンカしますよね。

ハムスターも同じです。

ただ、ペットハムスターの場合、
特に問題なのはケージ(小屋)が狭いことです。

野生のハムスターであれば縄張り争いがおきても、
どちらかが敗北して逃げ出せばそれで終わりです。

でも、ケージは逃げる場所がありません

結果、縄張り争いが激化し、死ぬまで
強い方が弱い方が攻撃し続けることになります。

そして、弱い方が死にいたれば、その死体は
他のハムスターにとってはエサでしかなくなるため、
結果的に食べることになります。

つまり、共食いが目的で殺すのではなく
あくまでも縄張りから排除しようとして、
死んだものが結果的にエサに変化する、ということです。

食べたいから(食べるために)、
殺しているわけじゃないのです。

だから、日ごろからハムスターに
エサを十分に与えているから共食いは起きない、と
考えるのは間違いです。

ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?2

もちろん、ハムスターも他の動物と同じようにエサが不足し、
主にタンパク質などの栄養不足に陥ると
食料確保のために共食いをすることはあります。

これは、飼い主がエサの管理に気をつけていれば
避けられる問題です。

しかし、ナワバリ意識によるケンカ(共食い)は、
避けようがありません。

「何ヶ月か仲良く暮らしていたはずなのに・・・。」

突然争いだし、飼い主が気付いた時には
1匹だけ身体がバラバラになっていた、という事例はよくあることです。

同じケージでハムスターを飼うということは、
常に共食いのリスクがあることを認識する必要があります。

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親の子食い(共食い)

上で紹介した共食いは、家族であるなしに関わらず
発生する可能性があるものです。

ですが、この共食いとはまた別のケースとしてよくあるのが
親による子食いです。

オス親が子供を食べてしまうこともありますが、
ほとんどの場合はメス親によるものです。

なぜ母親が子供を食べてしまうのか

よく母性本能なんていいますが、母親は父親よりも
子供を本当に大事にする気持ちが強いものですよね。

確かに、ハムスターも生まれたての赤ちゃんを舐めたり、
巣から出てきてしまった赤ちゃんを巣に戻したり、
子供を大切にする母性本能は確認できます。

にも関わらず子供を食べてしまうのは、
相応の理由があると考えられます。

ハムスターは非常にデリケートな生き物であり、
弱肉強食の世界では弱者であることが起因しています。

栄養不足

ハムスターは小さな身体ながら、
1度に2~12匹くらい(種類にもよりますが)の
子供を生みます。

当然、母ハムスターにかかる負担は重く、普段よりも
大量の栄養を必要とするわけです。

ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?4

ここで、十分な栄養(エサ)が確保されていない場合、
子供はもちろん、自分も生きられなくなります。

母ハムが死ねば、当然小さい赤ちゃんハムも全滅します。

その場合、栄養補給のためにやむをえず、
自身の子供を必要な分だけ食べる
ことがあります。

これで全滅を免れることができるのです。

人間からすると信じられない話かもしれません。

でも、厳しい食物連鎖の世界では
非常に理に適った行為といえるのではないでしょうか。

我が子を食べるなんて残虐な生き物だ!と思うのは
普段の生活が保障されている人間ならではの考え方です。

身体の小さな動物にとっては、
時には子食いすら生き残るための知恵なのです。

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赤ちゃんに障害があった場合

成熟し、ちゃんと生きていけないと判断された子は
食べられてしまう、というケースです。

この判断は完全に母ハムの主観となるので、
人間の視点では分からないこともあるでしょう。

母ハムに多大なストレスがかかった場合

飼い主が出産前後に巣をあからさまに覗くなどすると、
母ハムが安全に子育てできないと判断することがあります。

上でも紹介しましたが、母ハムが死ねば子ハムも全滅します。

自身がストレスを感じる(安心して出産を超えられない)ような状態では
ダメだと思い、子食いをしたり育児放棄したりします。

ハムスターの繁殖を無事成功させたいなら、
むやみに覗きこまないことが大切です。

人間のにおいがついてしまった場合

ハムスターは目が悪い分、非常に匂いに敏感です。

縄張り争いが起こる一番の原因として、
自分と違う匂いの固体が存在するから、というのがあります。

・複数のハムスターをかき混ぜて同じ匂いにしてしまう、
・複数のハムスターを人間が触れて、
 全て同じ人間の匂いのするハムスターにしてしまう、
などすると、ケンカや共食いは発生しにくくなるという話があります。

ハムスターは、自分と同じに匂いがするものには安心し、
そうでないものには不安を感じたり、攻撃したり
します。

ハムスターの赤ちゃんに対しても同じことがいえます。

つまり、複数の赤ちゃんのうち、一匹だけ
飼い主が愛でるために触ってしまったりすると・・・。

その赤ちゃんだけ人間の匂いがつき、
母ハムはそれを異種と判断し、食べてしまうことがあるのです。

出産後、母ハムが落ち着いて動き始め、
子ハムがそれなりに動けるようになるまでは
子ハムには触れないことが大切です。

ハムスターが共食いする理由とは?多頭飼いはできる?5

ここまで、ハムスターの共食いについて紹介してきました。

ハムスターの複数飼いは無理なのか;;

と思った人も少なくないと思います。

1匹でも十分かわいいハムスターですが、
複数匹がもそもそしている姿に夢見てしまうものですよね!

今回は長くなってしまったので、
次回、ハムスターは多頭飼いできるのか?
にて詳しくご紹介しようと思います!

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